オリビエ・マンデルと日本のワイン生産者との山梨での会合について
マンデル法律事務所は35年以上に渡り、日本とフランス間のビジネス分野における有数の法律事務所として、高い評価をいただいております。当事務所は、フランスにおける日本企業の開発計画のための助言・相談を行っております。当社の顧客は様々な産業分野における多数の日本企業の在仏子会社だけでなく、ジェトロやNEDOを含む、主要な日本の独立行政法人に及びます。 また、日本の弁護士と共同して、フランス企業の対日投資もサポートいたします。 特に、当事務所は地理的表示や商標保護を始め、知的財産を専門としています。 2015年11月には、当社の知財担当弁護士をオリビエ・マンデルが日本滞在中に多くのワイン生産者に出会いました。 この数年の間で、日本のワインの品質は非常に良くなり、2013年には日本のワイン醸造として初めて地理的表示「山梨」が認められました。 現在、KOJ(Koshu of Japan)という団体に加盟しているそのワイン生産者は、日本国内の消費者に信頼され好評を得た後、ヨーロッパに彼らの商品を輸出する計画を持っています。 この一環で、山梨で11月3日にKOJとオリビエ・マンデルとの会合がありました。 オリビエ・マンデルは講演者として招かれ、臨席された多くのワイン醸造業者に、ワインの輸出に関して適用できる法律の枠組みと、彼らのブランドとヨーロッパでの地理的表示を保護し促進できる方法について説明しました。 会合の後、山梨で生産される有名なセパージュ「甲州」のワインのテイスティングが行われました。この1000年前からあるセパージュは日本列島にたどり着く前にシルクロードを辿って中国から渡ってきました。今日、この品種はこの島国だけで栽培されており、これは日本独特の「日本産」のワインの製造に役立っています。 淡く澄んだピンク色のこのセパージュは果実味と酸味のバランスが良く、和食との相性がバツグンです。 Olivier Mandel (オリビエ・マンデル) 弁護士 翻訳者:Valentine Pélissier (バレンタイン・ぺリシエ)、パリ控訴院付司法修習所(EFB)